~多職種連携によるチーム医療、ICT・ロボット・ニューデバイスで「医療・介護の未来」を変えていく!~
医療法人社団尽誠会 野村病院は、富山市の東部に位置する慢性期病院です。
当院の南側の敷地内には四季折々の花に彩られた約4,000㎡の庭園が広がります。
庭園内には小川や池、散策路、源泉掛け流し温泉を利用した足湯などもあります。
診療科目は内科・老年内科、病床数は2階・3階に医療療養病床が200床あり、4階に介護医療院が100室あります。
グループには「白岩川有料老人ホーム」「日方江有料老人ホームホーム」「のむら居宅介護支援事業所」「のむら訪問介護ステーション」があります。
1967年10月に開院した当院は中長期的に次の50年を見据え「地域から選ばれる病院」「医療従事者から選ばれる病院」づくりを進めています。
当院は「私たちは、富山県内の患者・利用者、医療従事者から信頼され、選ばれる慢性期病院になります」というVisionを掲げています。
看護部でもこのVisionを実現し、看護ケアの質の向上や看護技術を用いて水準の高い看護実践をするために、様々な形で看護師が活躍しています。
認定看護師や診療看護師をはじめ、看護師全員が技術や知識を持ってお互いが信頼できる活動を目指しています。
当院では摂食嚥下障害を有する患者様に対して多職種が連携し、摂食嚥下状態の改善や誤嚥性肺炎の院内発症の予防や低下を目標にして摂食嚥下サポートチーム(SST)が活動を行っています。
対象者には摂食嚥下機能回復体制加算2を算定し、摂食嚥下機能の向上を目指しています。
毎週の摂食嚥下カンファレンス及び隔週の嚥下内視鏡カンファレンスでの診断と治療のディスカッション等に基づいて、SSTは日々の活動をしております。
また、排尿の自立は患者様の尊厳を守る点からも非常に重要であり、排尿自立支援チームも活動しています。
このほか、認知症ケアチームや褥瘡対策チームも活発に活動しております。
このため、摂食・嚥下障害看護認定看護師のほか、認知症看護認定看護師や皮膚・排泄ケア認定看護師の方々等が活動できるフィールドが当院にはあります。
当院では、介護福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、管理栄養士、薬剤師、医師などとともに、多職種連携によるチーム医療を実践し、医療・介護の質向上を目指しています。