南島原市は、長崎県の南部、島原半島の南東部に位置し、北部は島原市、西部は雲仙市と接しており、有明海をはさんで熊本県天草地域に面しています。千メートルを超える雲仙山麓から南へ広がる肥沃で豊かな地下水を含む大地を有し、魚介類豊富な有明海及び橘湾に広く面する海岸線を有しています。温暖な気候の元、ここに暮らす人々によって農業、林業、漁業が営まれ、中でも農業は多種多様な農畜産物が生産されており、県内有数の農業地帯です。
また、歴史的には1560年代にキリスト教がこの地に伝来し、キリシタン文化が繁栄した時代もあった一方、豊臣秀吉の伴天連追放令などによりキリシタン弾圧を受けた時代もあるなど、市内には日本におけるキリスト教の光と影を示す歴史遺産が数多く存在します。その中でも「島原・天草一揆」の終焉の地として有名な『原城跡』は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。
その他にも、南島原市を含めた島原半島地域は、世界遺産の地質版と言われている世界ジオパークネットワークに日本第1号で認定され、大地の鼓動、地球の歴史を感じることができる地域でもあります。
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